K-BOSSの会

半僧半俗の姿勢で仏の教えを学ぶ

予定通りにいかない日々と「諸行無常」〜先日の台風から学ぶこと〜

皆様、こんにちは。

​先日の予想だにしない台風と大雨、皆様がお住まいの地域は大丈夫でしたでしょうか。

​楽しみにしていた予定がキャンセルになったり、仕事や家事の段取りが大きく狂ってしまったり。「せっかく準備していたのに、予定通りに物事が進まない!」と、もどかしい思いをされた方も多かったのではないでしょうか。

​私たち人間は、日々目標やスケジュールを立てて生活しているため、つい「計画通りに進むのが当たり前」と考えてしまいがちです。だからこそ、想定外の出来事が起きると焦ったり、ストレスを感じてしまいますよね。

​そんな風に心がざわつく時、私は仏教の「諸行無常」という言葉を思い出します。

​「この世のすべてのものは常に変化し、一瞬たりとも同じ状態にとどまることはない」という、とてもシンプルな教えです。

​予定が狂ってイライラしてしまうのは、心のどこかに「こう進むべきだ」という思い込みや執着があるからかもしれません。「世の中は常に変化し、思い通りにならないのが自然なこと」という前提にふっと立ち返ってみると、肩の力が抜け、少しだけ心に余裕が生まれませんか?

​晴れの日があれば、大雨の日もあります。

​台風で予定がぽっかりと空いてしまったからこそ、家でゆっくりと体を休めることができたり、普段はできない片付けがはかどったり、身近な人とじっくり話す時間ができたという方もいらっしゃるかもしれません。

​思いがけない変化に無理やり逆らうのではなく、その状況を「そういうものだ」と受け入れ、しなやかに今できることを楽しむ。そんな心の余白を持っていたいものです。

​まだまだ天候の変わりやすい季節が続きますが、「諸行無常」のしなやかな心を持ちながら、それぞれの場所で穏やかに歩んでいきましょう。

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